投資用マンションの減価償却費の入力(確定申告書等作成コーナー)
ていねんPaPaのアキトです。
確定申告書等作成コーナー
確定申告のシーズンになりました。
アキトはサラリーマンですが、投資用の中古マンションを3戸所有しているため確定申告をしています。
確定申告書の作成は、国税庁のサイト「確定申告書等作成コーナー」で作成しています。
不動産所得がある場合は「収支内訳書」を作成しなければいけません。
減価償却費の入力
「収支内訳書」のなかでも、チョットめんどくさいイメージのある減価償却費の入力を、アキト所有の実物件(九段下マンション)で具体的に入力してみます。
入力に必要な条件
物件名 : 九段下マンション
床面積 : 20.10 平米
取得年月 : 平成23年10月
建物取得価格 : 9,933,521円
耐用年数 : 35年(購入時の築年数 : 14年)
* 中古物件の残存耐用年数
= 法定耐用年数 − (築年数 × 0.8)
= 47年 − (14年 × 0.8)
= 35年
前年末未償却残高 : 8,445,149円
* 前年末未償却残高
= 建物取得価格 − 減価償却費 × 経過年数(購入してからH28年末まで)
= 9,933,521円 − 288,072円 × 5年2ヶ月
= 8,445,149円
(前年末未償却残高の計算のためには減価償却費は計算しておく必要があります)
以下、確定申告書等作成コーナーのフローになります。
確定申告書等作成コーナー
→
申告書・決算書・収支内訳書等作成開始
→
書面提出
→
青色申告決算書・収支内訳書 コーナー
→
作成開始
→
白色申告書に添付する収支内訳書を作成する。
→
収支内訳書(不動産所得用)「不動産所得がある方はこちら」
→
減価償却費
→
新規に減価償却資産を入力する
→ ここからが入力です。
【 】内が入力(プルダウン選択)内容
1. 減価償却資産の種類等
→ 【建物・車両・機械・備品等(定額法)】
2. 減価償却資産の細目
→ 【建物及びその附属設備】
3. 減価償却資産の名称
→ 【九段下マンション】
4. 面積又は数量
→ 【20.10 平米】
5. 取得年月
→ 【平成23年10月】
6. 取得価額
→ 【9,933,521円】
7. 前年末未償却残高
→ 【8,445,149円】
8. 耐用年数
→ 【35年】
9. 改定取得価額
→ 空白(何も入力しません)
10. 本年中の償却期間
→ 【12月】
11. 事業専用(貸付)割合
→ 【100.00%】
12. 摘要
→ 空白(何も入力しません)
以上
他の物件があれば同様に入力していきます。
やってみると意外と簡単です!
全力で気まぐれ更新していきます。