投資用マンションの減価償却費の計算
ていねんPaPaのアキトです。
中古マンションの減価償却費
アキトは投資用マンションを3戸所有しています。3戸とも中古で購入しています。
投資用マンションによる不動産所得があるため、サラリーマンですが確定申告をしなければなりません。
不動産所得の計算上、魔法の経費と呼ばれている減価償却費を実物件(中古マンション)で具体的に計算してみます。
物件情報
築年数 : 13年2ヶ月
取得価額 計 : 14,864,090円
内訳
本体価格 : 14,000,000
登記費用 : 194,100
不動産取得税 : 104,600
固定資産税清算金 : 46,390
仲介手数料 : 504,000
印紙代 : 15,000
土地価額は減価償却費に計上できません。
取得価額を土地価額と建物価額に固定資産税評価額から按分します。(契約書に土地価額、建物価額の記載がないため)
固定資産税評価額 計 : 3,491,000円
土地 : 1,158,000円
建物 : 2,333,000円
建物按分率 : 0.668(2,333,000/3,491,000)
建物取得価額 = 取得価額 × 建物按分率
= 14,864,090 × 0.668
= 9,933,521
中古マンションの場合、残存耐用年数を計算します。(SRC造の法廷耐用年数 : 47年)
(残存)耐用年数 =
法廷耐用年数 −(築年数 × 0.8)
= 47年 − (14年 × 0.8 )
= 35年
※ 築年数は切上げ、耐用年数は切捨て
耐用年数 35年の(定額法)償却率 : 0.029
減価償却費 =
建物取得価額 × (定額法)償却率
= 9,933,521 × 0.029
= 288,072 円
この減価償却費(288,072円)を35年間、経費として計上することができます。
全力で気まぐれ更新していきます。