ていねんPaPa

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不動産仲介業者からの売却依頼

ていねんPaPaのアキトです。

 

不動産仲介業者からの手紙

昨日も不動産の売却を促す手紙が届きました。

しかも2通...

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2月にも何通か届きました。

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私は投資用不動産(ワンルームマンション)を3戸所有しています。

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7年前に購入した九段下物件の売却依頼の手紙が(数社から)頻繁に届きます。

 

このての手紙は、やたらと不安を煽ったり、魅力的な売却価格を示したりと心理的に売却を促す内容になっています。

 

だいたい私の個人情報(所有不動産、現住所)をなぜ知っているのか?

これは不動産登記簿から誰でも確認することができてしまいます。

 

不動産仲介ビジネス

不動産屋と聞くと古臭いビジネスというイメージがありますが、不動産仲介業は優れたフィー(手数料)ビジネスです。 

 

不動産仲介業は販売するために何かをつくったり、仕入れたりする必要はありません。

「不動産を売りたい人」と「不動産を買いたい人」のあいだに入って双方から手数料をとるという優れたビジネスモデルです。

 

この手数料に関しては法律で上限額が決められています。

 

例えば、私の九段下物件が1,700万円(400万円超)で売れた場合の仲介手数料は、

1,700万円 × 3% + 6万円 = 57万円

この57万円を(私)売主が仲介業者に支払う仲介手数料になります。→ 「片手」

 

この九段下物件を1,700万円で買った人(買主)は、(計算式同じ)57万円を仲介業者に仲介手数料として支払います。「片手」

 

この売主からの手数料と買主からの手数料の両方を同じ仲介業者が受け取る場合を「両手」といいます。

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九段下物件の例で「両手」だと114万円の手数料収入となります。

 

不動産仲介業の費用は主に人件費になり、1物件の商談での収入は「片手」より「両手」が大きくなるということであれば、当然ながら仲介業者は「両手」狙いになります。

 

「両手」を狙うためには、立地条件のいい不動産の売却の契約(媒介契約)を結ぶことがスタートになります。

 

九段下物件は立地条件がいいので、仲介業者のターゲットになりやすい物件だと思います。

 

「物件価格査定します」は要注意!

売却依頼の手紙には、「物件価格の査定します」という文言をよく見かけますが、売る気がないのに(軽い気持ちで)依頼してはいけません。

 

依頼すると売却の契約(媒介契約)をとるために高めの金額を提示してきます。

 

先ほどの九段下物件を例にすると、

相場価格 1,700万円 のところ

査定価格 1,800万円

 

買い手がつかないという理由で値下げして、

売却価格 1,700万円

仲介手数料 57万円

 

最終的には相場価格で売ることになり、

「高く売れるのなら売りたい」

→ 「売る気がなかったのに売ってしまった」

ということになってしまいます。

 

なんでもそうですが特に不動産投資に関しては受け身ではいけません。

売却を考えるときは自ら仲介業者を探しに行くぐらいの気概が必要です。

 

全力で気まぐれ更新していきます。